2007年度の活動記録

昨年度に引き続き、各班において次のような基礎的研究・作業を行った。

(1)「岡松文書研究班」:早稲田大学図書館が所蔵する「岡松家旧蔵文書資料」(8584件)の公開に向けて、刊行用目録原稿を作成した。この目録は、雄松堂から出版されるマイクロフィルムの目録として公開される。

(2)「千種文書研究班」:早稲田大学図書館に寄贈された「千種達夫文書資料」の仮目録に採録した1,271件の確認作業をすべて終了し、個人情報に関する点検を行った。

(3)「裁判記録班」:台湾法務部司法官訓練所が保管する日本統治時代の刑事裁判記録と台湾大學から提供された画像データをもとに目録作成を行った。判決原本など39冊5,009件を目録に採録した。前年度までの作業分を合わせると、192冊19,558件を目録に採録したことになる。