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2005年度の活動記録
昨年度に引き続き、各班において次のような基礎的研究・作業を行った。
(1)「岡松文書研究班」:早稲田大学図書館が所蔵する「岡松家旧蔵文書資料」の公開に向けて、雄松堂出版と協働して、マイクロ化の作業を進め、撮影を終わった。
(2)「千種文書研究班」:早稲田大学図書館に寄贈された「千種達夫文書資料」の仮目録に採録した1,271件のうち、435件について確認作業を終了した。
(3)「裁判記録班」:台湾法務部司法官訓練所が保管する日本統治時代の刑事裁判記録の原本(平成17年8月、平成18年3月に訪問)と台湾大學から提供された画像データをもとに目録作成を行った。判決原本など55冊5,087件を目録に採録した。
(4)上記のほか、2005年11月10日には、早稲田大学大学院法務研究科と共催で、林輝煌司法官訓練所長講演会(「台湾に於ける司法官養成システム」)を開催した。また、2006年2月20日には、法務研究科・法学学術院・比較法研究所と共催で、早稲田大学・全南国立大学校学術シンポジウム「21世紀日韓法学の新展開と課題」を開催した。