2014年度の活動記録

(1)台湾法務部司法官学院が保管する日本統治時代の台中地方法院刑事判決原本11冊4,502件を目録に採録した。これで刑事判決原本及び裁判関係資料337冊44,535件の採録が終わった。また、2015年3月には司法官学院において目録採録のための原本確認を行った。

(2)2015年3月には、台湾檔案管理局を訪問し、台湾における檔案管理について張副局長らから説明を受けた。また、国立台湾図書館では蔵書及び電子情報についての説明を受け、資料の閲覧調査を行った。

(3)国立台湾大学法律学院で「以日語講授日本法的新嘗試」(2015年3月18日)で、浅古弘が「日本法制史:日本法における天皇の地位」の講義を行った。

(4)アジア学会(AAS)シカゴ大会の植民地関連のセッションに参加し、植民地研究の動向について情報収集を行った。